2dayフリー切符の旅 (part7)




 この画像、犬山城と木曽川です。

 時間的には、決してそんな時間ではないのですが、逆光でこんな感じになってしまうのですね。
 道路と線路が並行して、鉄橋がありますので、これらをツインブリッジと呼ぶようです。

 その説明が書いてありました。
 2000年から使われていると言うことですので、すでに、4年くらい経過していることですね。
 そろそろ旅も佳境に入ってきました。

 次は、特急に乗車です。
もちろん、全席指定席車の特急に乗ります。 行き先は…
 特急河和(こうわ)行きです。
 この河和駅も、最近は行っていません。
 すぐ隣のホームには、パノラマカーの回送列車が停まっておりました。

 以前は、このパノラマカーが特急として、活躍していたのですが、今では、急行や普通しか使われておりません。
 今、特急の指定席車で使ってしまうと、きっと詐欺車として、名を残すことになってしまうでしょう。
 それから、この線路、JR高山本線へ向かう線路でした。

 ここを名鉄の特急「北アルプス」号が、この線路から、JRへ乗り入れたのですが、今では、もう昔語り…
 定刻に特急は、発車しました。 乗客は、全くいませんでした。

 新鵜沼駅を出ると、すぐに木曽川を渡ります。
 木曽川も、このあたりまで来ると、大河と言うイメージが無く、普通の川…といった感じになります。

 このもう少し上流部分は、日本ラインとして、有名なところです。
 もちろん、前の席を指定しました。

 快適に、全面展望を見ながら過ごすことにしました。
 名古屋、 太田川(おおたがわ)駅を過ぎて、 富貴(ふき)駅に来ました。 

 ここから、河和方面と、内海(うつみ)方面にわかれます。
 前回は、内海駅に行きましたので、今回は、河和駅に向かうことにします。
  河和口(こうわぐち)駅のあたりでは、海が見えます。

画像では分かりにくいですが、知多湾の海です。

 この駅までは、複線でしたが、ここから次の河和駅までの一区間は単線になります。
 まもなく、河和駅に着くところです。
 実は、この河和口駅から河和駅間の区間、海とはまったく正反対の山ばかりの雰囲気となり、とても、驚く景色となります。

 これは、実際にこの路線を通ると、びっくりしますよ。 悪友も、この区間では、驚いておりました。
 終点の 河和(こうわ)駅に着きました。 

 この駅は、すごい人で賑わっておりました。 南知多の観光の拠点となっており、さまざまな行き先のバスがたくさんありました。
 河和駅も、自動改札になっておりました。

 しかし、入るだけは、自動改札で、出るほうは、まだ自動改札になっておりませんでした。

 この駅は、終着駅らしく、2面4線の駅でした。
 河和駅に足跡をしるしたので、いよいよ折り返すことにします。

 先ほどと同じ特急列車で折り返すことにしました。
 行き先名は、特急新可児行き。

 そう、先ほど、訪れた場所ですね。 午前中に新可児まで行った記憶がよみがえります。
 帰りは、全面展望が出来る座席ではなく、普通の席に座ることにしました。

 名古屋までゆったりと過ごすことにしました。
 しかし、河和駅で指定券を購入したわけですが、なんと、名古屋まで…と言ったのに、駅員は新可児までの指定券を発行していました。

 もちろん、2dayフリー切符ですので、新可児まで行っても構わないのですが、我々は、このまま帰るつもりでしたので、この指定券は、この座席のテーブルに置いておき、降りることにしました。

 この特急が名古屋駅に着く頃は、ちょうどラッシュ時。 この特急もほぼ満席になるので、無礼(指定券を持たずに、乗り込んでくる客)の乗客は、この切符を見せると、ノーチェックなわけで。。。

 

 最後に、この切符は名古屋からの退勤客へのプレゼントとなってしまいました。 この幸運を手に入れる乗客は、いたのでしょうか?
 この座席に座った人は、指定券を払わなくても済むのですから…

 今回は、名鉄の2dayフリー切符での旅をしました。 しかし、わたくしのストレスを完全に発散することが出来ない旅となってしまいました。
 近隣というせいや、ラッシュ時での乗車と言うこともあったので、それが原因かもしれません。

 しかし、新しい鉄道にも乗れたことですし、その点に関しては、とても充実した内容になったのではないでしょうか?

 皆さんも、ぜひ、乗り潰しだけではなく、変わった鉄道にも乗ってみることをお勧めする…ということで、この辺でお開きにさせていただきます。




[おわり]

[戻る]

[旅日記トップへ]

[トップページ]